新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

経済・企業 日本経済総予測 2021

マーケット予想 ドル・円 21年末に106円=尾河眞樹

 新型コロナウイルスワクチンの普及による経済の正常化を先取りし、金融市場はグローバルにリスクオンの地合いとなっている。ただ、米国を中心とした足元のコロナ再拡大は深刻で、2021年1〜3月期までは米国経済が停滞する可能性は高い。米連邦準備制度理事会(FRB)が追加緩和に踏み切れば、一時的にドル安圧力が強まる公算だ。

 ただ、パンデミックにより日米欧中銀が足並みをそろえて強力な金融緩和を推進するなか、金利差は極端に縮んでおり、為替相場はこれまでの「金利差連動」というセオリー通りではなくなっている。ドル・円も一方向には動きづらく、100円を大きく割り込む円高の可能性は低い。

残り231文字(全文517文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事