新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

国際・政治 深層真相

元気を取り戻す麻生氏 「大宏池会」も視野に

麻生太郎副総理兼財務相
麻生太郎副総理兼財務相

 菅義偉政権の雲行きが怪しくなる中で、麻生太郎副総理兼財務相=写真=が元気を取り戻している。9月の組閣では地元福岡で対立してきた武田良太総務相の入閣を許すなど、自民党の二階俊博幹事長と菅首相のタッグに煮え湯を飲まされた形の麻生氏だったが、新型コロナウイルス対策の第3次補正予算案を19兆円規模でまとめ上げ、重鎮としての存在感を示した。

 菅首相は10月の所信表明演説で2050年までのカーボンニュートラル(温室効果ガス排出量実質ゼロ)実現を掲げたまではよかったが、「桜を見る会」疑惑の再燃に加えて歴代農水相の汚職疑惑も発覚。「GoToトラベル」は一時停止に追い込まれ、12月の報道各社の世論調査では支持率が急落した。自民党内では菅政権が短命に終わるとの見方も浮上している。

残り172文字(全文507文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

11月26日号

データセンター、半導体、脱炭素 電力インフラ大投資18 ルポ “データセンター銀座”千葉・印西 「発熱し続ける巨大な箱」林立■中西拓司21 インタビュー 江崎浩 東京大学大学院情報理工学系研究科教授、日本データセンター協会副理事長 データセンターの電源確保「北海道、九州への分散のため地産地消の再エネ [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事