東京市場 ストラテジストが読む 環境・インフラ重視で電線株に注目=藤戸則弘
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2021年はESG(環境・社会・企業統治)投資が本格化しよう。環境に対して反動的な政策を推進したトランプ米政権が終わり、バイデン次期政権は一気に環境重視の政策に傾斜すると思われる。またバイデン氏は、地域・人種・貧富等の格差是正を標榜(ひょうぼう)しており、平等化推進のインフラ投資策にも傾注することになろう。こうした環境や、社会問題を重視した企業統治は、投資の上でも重要なファクターになる。
まず、環境重視政策では、EV(電気自動車)化、風力や太陽光など再生可能エネルギー拡大の政策が鮮明化しよう。EV化では、米国、中国のEV専業メーカーのほか、駆動用モーター・同部品や、リチウムイオン2次電池、全固体電池などのバッテリー、ハイブリッド駆動システムなどが注目されよう。
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週刊エコノミスト
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