今週のポイント 中国GDP発表(1月18日前後) 10〜12月期は6%台半ばか=三尾幸吉郎
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中国では1月18日前後に、国家統計局が10〜12月期の国内総生産(GDP)を発表する。
前回発表の7〜9月期成長率は前年同期比4.9%増と4〜6月期の同3.2%増を上回る伸びを示した。新型コロナが猛威を振るった1〜3月期には前年同期比6.8%減と急減速したが、その後は2四半期連続で回復することとなった。そして、今回発表の10〜12月期はさらに加速して前年同期比6%前後との見方が支配的だ。
既に発表された景気指標については、成長率との連動性が強い鉱工業生産は10〜11月平均で前年同期比7.0%増と前四半期(同5.8%増)を1ポイント超も上回っている。また、回復が遅れていたサービス業生産も10〜11月平均で同7.7%増と前四半期(同4.3%増)を大幅に上回っている。そして、GDPに占める鉱工業・サービス業比率を勘案して推計すると、10〜11月期成長率は同6.9%前後となるため7%近い…
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週刊エコノミスト
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