投資・運用今から始める投資信託

いまさら聞けない! Q&Aで分かる投資信託=篠田尚子

     Q1 長期投資にはどんな資産配分がいい?

     A1 資産分散で重要なのは、値動きの方向性の異なる資産、つまり、相関が低い資産を組み合わせることである。資産間の相関が低ければ、2資産だけでもリスクを下げることは可能だ。

     年金基金などのいわゆるプロの投資家の世界では、中長期的な目標リターンと想定リスク水準を決めた上で策定した基本ポートフォリオに基づいて運用している。株式市場がどれだけ盛り上がっていても、100%株式で運用するようなことはせず、特定の資産に偏らないよう資産配分を決めている。

     個人の資産形成でも、この考え方は極めて重要だ。相場上昇時は気持ちが大きくなりやすく、保有する商品の中でも上昇相場の波に乗っているものを追加で購入したくなりがちだ。しかし、ここであえて「出遅れている」資産を購入すれば、先述した基本ポートフォリオの原型を作ることができ、同時にリバランスも実現できる。リバランスとは、相場変動によって変化した資産の配分比率を当初の状態に戻す作業のこと。特定の資産(ファン…

    残り1968文字(全文2411文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    3月2日号

    急成長! 水素 電池 アンモニア20 参入続々、実験着々 空前の水素ブーム ■種市 房子23 水素1 水電解装置 “グリーン水素”の大量製造時代へ 世界で400超のプロジェクト ■中園 敦二24 図解で知る1 アンモニアは1兆円市場へ ■和田 肇26 図解で知る2 全固体電池が来る! ■中園 敦二2 [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ情報

    最新の注目記事