金 米インフレ率上昇を想定 金投資の「ラストチャンス」=江守哲
有料記事
金投資に関心を示す投資家が日本でも増え始めている。金の主な投資方法には、地金の積み立て購入、上場投資信託(ETF)、CFD(差金決済取引)、先物の四つが挙げられる。流動性が高く、スポットで短期的に売り買いをしたい投資家にはCFDや先物が向いている。一方、長期投資の観点でいえば、手軽で難易度が低い、地金の積み立てとETFがおすすめだ。
中でも、ETFは手数料が地金より低く、かつ株式口座で管理できるため、株式を中心に運用している投資家にとって、全体の資産のバランスを管理しながら運用するには最も向いている。地金の積み立て投資は、実際に現物を保有しているのと同じ効果を得ることができ、積立額が一定の水準に達すれば地金を受け取ることもできる。
残り956文字(全文1276文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める