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週刊エコノミスト Online 編集後記

吉脇丈志/種市房子

編集部から

 ここ最近、レントゲンを撮られることが多い。ちょっと風邪を引くたび、歯医者に行くたび、とりあえずレントゲンを撮られる。

 環境省によると、日本の年間の医療被ばく量は1人当たり3・87ミリシーベルトで、世界平均の0・6ミリシーベルトを大きく上回る。先進諸国の中でもCT(コンピューター断層撮影装置)台数を多く持っていることが理由と言われる。医療現場では治療を優先することが多く、線量管理が正しく行われていないとの指摘もある。

 定期的にCT検査を受けている病院で聞いてみると、放射線は体内に蓄積されるものではなく、通常の検査を受ける程度では問題にならないらしい。

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