吉脇丈志/種市房子
有料記事
編集部から
ここ最近、レントゲンを撮られることが多い。ちょっと風邪を引くたび、歯医者に行くたび、とりあえずレントゲンを撮られる。
環境省によると、日本の年間の医療被ばく量は1人当たり3・87ミリシーベルトで、世界平均の0・6ミリシーベルトを大きく上回る。先進諸国の中でもCT(コンピューター断層撮影装置)台数を多く持っていることが理由と言われる。医療現場では治療を優先することが多く、線量管理が正しく行われていないとの指摘もある。
定期的にCT検査を受けている病院で聞いてみると、放射線は体内に蓄積されるものではなく、通常の検査を受ける程度では問題にならないらしい。
残り1064文字(全文1347文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める