再び落ち込む対面型サービス消費=斎藤太郎
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2020年4月の緊急事態宣言下で極めて大きな落ち込みを記録した個人消費は、5月を底に持ち直してきたが、新型コロナウイルス以前の水準を取り戻す前に、ここへきて再び弱い動きとなっている。家計調査(総務省統計局)の実質消費支出を形態別に見ると、財については、巣ごもり需要の拡大や特別定額給付金の効果から、19年の平均を上回る水準で推移している。
一方で、サービスは緊急事態宣言時の落ち込みが非常に大きく、その後の戻りも弱い。
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