父は元警視総監 千代田区長に戸惑う警察
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1月31日に投開票された東京都千代田区長選で初当選した樋口高顕氏(38)について、警視庁関係者から「仮に何かの疑惑が持ち上がったとしても、捜査しづらい」との声が出ている。背景には父、建史氏の存在がある。
建史氏は東大法学部を卒業後、1978年に警察庁に入庁したエリートキャリア官僚だ。北海道警本部長や警察庁生活安全局長を歴任し、11年8月~13年1月に警視庁トップの警視総監を務めた。その経験が首相官邸にも買われ、14年…
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週刊エコノミスト
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