法務・税務コロナ後に残る弁護士

“パ・リーグ”に異例出向 稲垣弘則弁護士 「スポーツは『権利』ビジネス」 事業開発や営業に飛び込む

稲垣弘則弁護士(西村あさひ法律事務所)

 放映権やスポンサーシップ、チームと選手の契約交渉といった「権利」を扱うスポーツビジネスに人生を懸ける弁護士を取材した。

(伊藤歩・ジャーナリスト)

 大事務所の弁護士の出向先といえば、普通は中央官庁や大企業の法務部だが、西村あさひ法律事務所の稲垣弘則弁護士が出向先に選んだのは、パシフィックリーグマーケティング(PLM)だった。プロ野球のパ・リーグ6球団が共同出資して設立したマーケティング会社である。

 しかも、出向先での業務は法務ではなく、新規事業の開拓・営業。既存の放映権ビジネスとリーグスポンサー営業以外で収益源を開拓し、パ6球団に還元する仕事だ。弁護士でありながら営業に飛び込んだのは「日本のスポーツビジネスに貢献するには、現場で体験する必要があったから」。約2年の実務経験を積んで昨年10月に西村あさひに復帰し、スポーツビジネスに関わる企業の支援や、プロスポーツ選手とチームとの契約交渉業務の…

残り994文字(全文1413文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

2月7日号

賃上げサバイバル16 大企業中心の賃上げブーム 中小の7割は「予定なし」 ■村田 晋一郎19 インタビュー 後藤茂之 経済再生担当大臣 賃上げは生産性向上と一体 非正規雇用の正社員化を支援20 「賃上げ」の真実 正社員中心主義脱却へ ■水町 勇一郎22 賃上げの処方箋 「物価・賃金は上がるもの」へ意 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事