新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

マーケット・金融 THE MARKET

東京市場 ストラテジストが読む 米国向けに強い景気敏感株が注目=三宅一弘

 2021年度上半期は米国を筆頭に世界経済が尻上がりに良くなりそうだ。特に米国では、新型コロナウイルスのワクチン普及に加え、大規模な財政出動と金融緩和の継続、実質長期金利のマイナス推移が継続しそうで、景気が大幅に上振れするだろう。主要国企業の1~3月期業績発表では回復傾向が鮮明化し、収益見通しは上方修正に弾みがつきそうだ。

 主要国では米国が要注目だ。1月20日に発足したバイデン政権は4月29日までの「就任100日」のスタートダッシュが際立つ。内政面では新型コロナワクチンの2億回接種と7月4日の独立記念日までに集団免疫獲得を目指す。3月11日には1・9兆ドルの大規模経済対策(米国救済計画)を成立させたが、加えて3月末に大型のインフラ投資計画を公表。8年間に総額2・3兆ドルのインフラ関連支出と、15年間の法人増税により…

残り495文字(全文857文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事