マーケット・金融深層真相

将来の日銀“副”総裁候補 雨宮氏の信頼厚い正木氏浮上

 日本銀行の正副総裁3人の任期が残り2年を切り、ポスト黒田、ポスト雨宮などをめぐる臆測が飛び交い始めるなか、3月3日付で日銀金融機構局長に就いた正木一博氏(1991年入行)に対して、早くも「雨宮正佳副総裁(1979年入行)の“次の次”」との観測が広がっている。

 正木氏は2013年から4年間、金融政策の執行部案を練る企画局の政策企画課長を務めた。当時企画局長だった内田真一理事(1986年入行)の右腕として、マイナス金利政策や長短金利操作など現…

残り334文字(全文556文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

4月30日・5月7日合併号

崖っぷち中国14 今年は3%成長も。コロナ失政と産業高度化に失敗した習近平■柯隆17 米中スマホ競争 アップル販売24%減 ファーウェイがシェア逆転■高口康太18 習近平体制 「経済司令塔」不在の危うさ 側近は忖度と忠誠合戦に終始■斎藤尚登20 国潮熱 コスメやスマホの国産品販売増 排外主義を強め「 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事