ドル・円 インフレ率格差に注目=佐々木融
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日米のインフレ率格差が再び開き始めている。物価の変化は通貨価値の変化と等しい。米国の物価が日本の物価より上昇するということは、ドルの価値が円に対して下落していることを意味する。
日米の消費者物価指数(CPI)前年比の差は、1980年代から2013年ごろまで平均2・3ポイント程度の開きがあった。その後1ポイント台に安定した。ドル・円相場が過去に比べる…
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週刊エコノミスト
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