ラスベガス 注目の地下トンネルが公開=土方細秩子
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米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)がラスベガス市と協力して進めていた地下トンネルが開通し、実際の走行の様子などが地元メディアに公開された。市内にある三つのコンベンションセンターをつなぐトンネル網はLVCCループと呼ばれ、地下のトンネルをEVが高速で走行する次世代交通システムだ。全長2・7キロ。三つの駅を含む総コストは4700万ドルとされる。
本来は今年1月のCES(世界最大の家電ショー)で一般利用が始まる予定だったが、コロナの影響でCESがオンラインでの開催となったこともあり、運用にも遅れが生じている。また、当初はトンネル内の移動手段として16人乗りの小型自動運転シャトルも予定されていたが、今回の公開で使用されたのはテスラモデル3だった。実用化では1時間に4400人を運べると説明しているが、乗客の乗車方法なども未定であったり、現状で…
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週刊エコノミスト
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