今週のポイント 4月の景気ウオッチャー調査(5月13日) 景況感は再び悪化か=山下大輔
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5月13日に内閣府が4月の景気ウオッチャー調査を発表する。街角の景況感は、新型コロナウイルスの感染状況に左右される状態が続いている。
3カ月前と比較した景気の変化方向を示す景気の現状判断DI(季節調整値)の推移を振り返ると、緊急事態宣言の影響から、2020年4月には調査開始以降最低の9.4まで落ち込んだ後、5月から6カ月連続で改善した。感染再拡大により、11月から下落に転じたが、感染者数の減少などにより、21年2、3月は大幅に上昇し、50に迫った。他方、2~3カ月先の景気の変化…
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週刊エコノミスト
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