投資・運用狙える不動産

J-REIT ホテル系除けば、懸念は杞憂 手堅くいくなら物流と住居系=関大介

     株式市場の上昇基調が息切れする中で、J−REIT(日本版不動産投資信託)価格は堅調な動きとなっている。J−REIT投資口(株式に相当)価格の代表的な指標である東証REIT指数は、年初来高値を4月16日に更新し、2020年3月のコロナショック前の水準を回復した(図1)。

     J−REITは、不動産賃貸業を専業とする業態である。さまざまな用途に投資をしているが、物流施設を中心に投資する物流系銘柄は、「巣ごもり生活」から通販などのEコマース(電子商取引)が拡大したため、物流施設のテナント需要が大きく伸びることになった。

     コロナショック時こそ一時的に下落したが、投資口価格はその後上昇している(図2)。20年夏以降の価格は伸び悩んでいるが、これは物流系銘柄の多くが増資を行っていることが要因だ。増資により投資口の需給が悪化するため、価格上昇にブレーキが掛かっている。

    残り3417文字(全文3798文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    10月5日号

    安い日本 超円安時代16 外食、賃金、学費 安売り大国を覆う不安 ■浜田 健太郎/加藤 結花18 インタビュー 渡辺努 東京大学大学院教授 「物価上昇にカルテルの一時容認を」19 1ドル=360円時代 急増する対外直接投資と環流しない企業利益 ■佐々木 融22 パラダイム転換 1ドル=120円常態化 [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ情報

    最新の注目記事