資源・エネルギー世界経済急回復のワナ

核兵器直前段階に進んだイランの核濃縮で原油価格はさらに上昇=小山堅

    イラン産原油の供給が滞るおそれも(ペルシャ湾スター製油所) (Bloomberg)
    イラン産原油の供給が滞るおそれも(ペルシャ湾スター製油所) (Bloomberg)

    リスク9 原油急騰 米シェールの増産進まず イラン緊迫化で80ドルも=小山堅

     昨春、コロナ過で大暴落したWTI原油価格が1バレル=60ドル台に戻った。北海ブレント原油も同70ドル台一歩手前である。

     この背景には、第一に世界経済回復がある。国際通貨基金(IMF)は、2021年の世界経済6%成長を見込む。景気回復は石油需要を増加させ、原油価格の押し上げを支えてきた。新型コロナウイルスのワクチン接種が加速すれば、世界経済回復が後押しされる期待もある。

     また、経済回復のための大規模な財政出動と金融緩和で、リスク性資産市場にマネーが流入し、株価上昇とともに原油先物市場でも原油価格上昇の一因となった。

    残り943文字(全文1241文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    5月24日号

    待ったなし! 相続&登記 来春から新ルールへ16 予期せぬ税負担の危険 来春の大変革に備えよ ■村田 晋一郎18 遺産分割 親から生前贈与・親へ家プレゼント…… 特別受益・寄与分の加味は 10年間限定で登記を促進 ■竹内 亮21 遺言書 手続きは簡素で割安 自筆証書遺言の保管制度 ■飽津 史隆22 [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ情報

    編集部からのおすすめ

    最新の注目記事