中国需要の急増で穀物が騰勢=柴田明夫
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穀物 中国需要急増で騰勢=柴田明夫
米シカゴ穀物市場では、5月に入り大豆が1ブッシェル=16ドル台に乗せ、2013年7月以来の高値を付けた。小麦とトウモロコシも同7ドルを突破し、トウモロコシが一時的に小麦価格を上回る逆転現象が生じた。その後、穀物価格は米農務省の需給報告を受けて反落したが、依然として高値圏にある。
米農務省が5月12日に発表した21/22年度(21年9月~22年8月)の農産物需給報告によれば、世界の穀物生産量は27億9036万トンと過去最高となる見通しだ。消費量も過去最高で、生産量を上回ることから、期末在庫量は7億8385万トンと、2年連続で8億トン台を切った。穀物貿易量は4億9462万トンで4年連続で過去最高を更新した。
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週刊エコノミスト
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