経済・企業深層真相

2代続けて創業家に回帰したキッコーマンの求心力

    2代連続の創業家社長 キッコーマンの求心力

     キッコーマンは4月、中野祥三郎専務が6月22日付で14代目の新社長COO(最高執行責任者)に就くと発表した。創業家出身の13代目、堀切功章社長CEO(最高経営責任者)は会長CEOとなる。11代・牛久崇司氏や12代・染谷光男氏と創業家以外からの社長起用が続いたが、中野氏の新社長内定で2代続いての創業家からの就任となる。

     キッコーマンは、千葉県野田市周辺の醤油(しょうゆ)蔵8家が団結して創業。牛久氏が04年に創業家以外から初の社長となった際も、創業家の10代・茂木友三郎氏が会長CEOとして経営を主導してきた。13年に社長となった堀切氏は創業家出身では茂木氏以来、9年ぶりだったが、堀切社長在任中にキッコーマンの業績は拡大。最終(当期)利益は2021年3月期まで8期連続で過去最高を更新する。

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