資源・エネルギー

国産ブルー水素の原料に 進むメタンハイドレート開発=段野孝一郎

    「燃える氷」の異名を取る 産業技術総合研究所提供
    「燃える氷」の異名を取る 産業技術総合研究所提供

    メタンハイドレート 国産水素の原料候補 海底に埋まる「燃える氷」=段野孝一郎

     メタンハイドレートとは、メタンガスと水が低温・高圧の条件下で混ざり合い、氷状になった化合物を指す。見た目は普通の氷さながら、火をつけると含有されているメタンガスによって燃焼するため、「燃える氷」としても知られている。このメタンハイドレートににわかに注目が集まっている。

     メタンハイドレートの開発に関する検討は、1995年に策定された「第8次国内石油及び可燃性天然ガス資源開発5カ年計画」にさかのぼる。メタンハイドレートは、日本近海に大量に存在することが確認されている天然ガス代替資源であり、化石燃料を海外に依存する日本にとって、エネルギー安全保障を確保するうえで重要な存在であると位置づけられ、将来的な利用に向けて25年超にわたって開発が行われてきた。

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