三井海洋開発インタビュー=メタンハイドレート 2030年の商用化想定
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インタビュー 横田浩明・三井海洋開発 事業開発部長 メタンハイドレート 10年後の商用化目指す
技術開発で世界トップを走る三井海洋開発の担当者に、強みや進捗(しんちょく)状況を聞いた。
(聞き手=種市房子・編集部)
── メタンハイドレート事業への取り組みは。
■メタンハイドレートには2種類ある。海底下の地層中で砂と混じり合った「砂層型」と、海底の表面や真下に塊状で存在する「表層型」だ。当社は表層型の採掘技術を開発している。国は「2027年ごろに民間が主導する商業化に向けたプロジェクトを開始」という目標を掲げている。当社も国の行程に沿って技術を開発し、結果として30年ごろの商業化を想定している。実現すれば、世界初の商業生産となる可能性が高い。
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週刊エコノミスト
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