アンモニア燃料の導入推進、最大の利を得るのは中外炉工業=ゼノデータ・ラボ
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第28回 アンモニア燃料で、中外炉工業に特需=ゼノデータ・ラボ
脱炭素社会を実現するための次世代燃料として、燃焼してもCO2(二酸化炭素)を排出しないアンモニア燃料の実用化が加速してきている。今回は「アンモニア燃料の活用」をテーマに、AI業績予測システム「ゼノブレイン」から、国内上場企業の中で、特に影響を受ける企業を分析した。
最も増益が期待できるのは、アンモニアのみを燃料として安定燃焼させる技術の開発を進める中外炉工業だ。同社は売上高構成比の約8割をエネルギー事業が占める。技術の実用化が進むことで、準主力製品である燃焼装置への応用も期待されるため、同事業の売上高構成比の4分の1にあたる20・6と、2位以下を大きく突き放すスコアが算出された。
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