成長性が魅力 厳選「中国・アジア株投信10銘柄」=篠田尚子
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厳選! 中国・アジア株投信10銘柄=篠田尚子
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新興国を投資対象とする投資信託の中でも、中国株式に投資を行うタイプは比較的長い歴史を持ち、1990年代後半以降、一定周期で「中国株ファンド」ブームを生んできた。しかし、長い運用実績があるファンドが一律に優良かというと、そういうわけではない。というのも、投資信託は、時代時代で進化を遂げているからだ。
とりわけ中国株式の場合、2000年代初頭まで人民元建て本土株(上海・深圳A株)の取引が中国国内の投資家に限定されていたため、90年代に設定された「元祖・中国株式ファンド」は、香港市場に上場するH株やレッドチップ銘柄(中国政府系資本の持ち株会社。事業資本は本土だが、登記は香港または海外)を中心に構成されていた。「ダイワ・チャイナ・ファンド」は、後述する適格国外機関投資家(QFII)制度が整う前に設…
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週刊エコノミスト
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