八王子のアパート階段崩落事故、コンプライアンス違反を見逃した「空前のカネ余り」の大罪
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空前のカネ余りが生み出す 不動産投資の「落とし穴」
東京都八王子市で4月に発生したアパート階段崩落死亡事故で、問題のアパートを施工した「則武地所」(相模原市=写真)が5月19日、横浜地裁から破産手続き開始決定を受けた。帝国データバンク横浜支店によれば、負債は債権者約120人に対し約6億円だ。
倒産のニュースが伝わると、あまりの手際の良さに、インターネット上には「計画倒産」「発覚から倒産まで早すぎる」など、同社の経営姿勢への厳しい声であふれ…
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週刊エコノミスト
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