経済・企業深層真相

JR九州社長来年交代か“エース”古宮専務最有力

JR九州提供
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JR九州社長来年交代か “エース”古宮専務最有力

 JR九州の青柳俊彦社長執行役員(67)が来年にもトップを退いて、古宮洋二取締役専務執行役員(58)=写真=にバトンを渡すとの人事予想が早くも業界で流れている。

 同社は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で前年度の業績は東証上場(2016年)後初めて最終赤字(189億円)に転落した。一時は退任論も浮上した青柳氏だったが、「黒字転換させてから」と続投した。

 鉄道事業会社の時間帯変動運賃導入に否定的な青柳氏は、6月上旬の懇談会で、事業者が運賃を変えることで、顧客の駅出入りをコントロールできるとは思えない。事業者が自分の都合でやるのは本末転倒。お客様目線で考えないといけない」とビシリ。

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