福島と岩手の地銀再編が難産必至のワケ
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福島と岩手の地銀再編 条件バラバラで難産必至
「福島、岩手は同じ県内に地銀が3行もある。再編は必至だ」──。青森県内の青森銀行とみちのく銀行が経営統合に向けた協議に入ったが、続く地銀の再編も同じ東北で起きるとの見方が業界内でもっぱらだ。だが、福島、岩手両県とも再編への道にはさまざまなハードルが横たわる。
本誌6月29日号の地銀特集で、2021年3月期のデータを基にランキングしたように、福島県には東邦銀行(総資産6兆7778億円)、大東銀行(9601億円)、福島銀行(8223億円)、岩手県にも岩手銀行(3兆8388億円)、北日本銀行(1兆6621億円)、東北銀行(1兆193億円)がある。
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週刊エコノミスト
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