経済・企業深層真相

再び上場を目指すキオクシア、スマホの競合状況を市場がどう判断するか

キオクシアが上場へ 懸念はスマホの競合状況

 旧東芝メモリのキオクシアホールディングスは、東京証券取引所への新規株式公開を9月にも実施する方針と報道された。キオクシアはもともと2020年10月に東京証券取引所への上場を予定していたが、直前に延期した。それから1年たって再び上場を目指すことになる。

 キオクシアが生産するNANDフラッシュメモリー(書き換え可能で、電源を切ってもデータが残る不揮発性メモリー)は供給が不足し、単価は21年9月まで…

残り330文字(全文550文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

4月30日・5月7日合併号

崖っぷち中国14 今年は3%成長も。コロナ失政と産業高度化に失敗した習近平■柯隆17 米中スマホ競争 アップル販売24%減 ファーウェイがシェア逆転■高口康太18 習近平体制 「経済司令塔」不在の危うさ 側近は忖度と忠誠合戦に終始■斎藤尚登20 国潮熱 コスメやスマホの国産品販売増 排外主義を強め「 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事