大阪池田サウナ市長落選 維新不祥事の後も「維新」
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市役所に家庭用サウナを持ち込んだ問題などで、市長が辞職したために実施された異例の選挙があった。8月29日に投開票された大阪府の池田市長選だ。その前市長を含む4人が立候補し、大阪維新の会の新人で前市議の滝沢智子氏が初当選した。とんでもない市長が辞職したおかげで改革を進める女性市長が誕生した、というほど単純な話ではない。
辞職した前市長の冨田裕樹氏は2019年市長選で、大阪維新の会の公認として初当選。サウナ問題後の昨年11月に離党した。滝沢氏は冨田氏の市議時代の秘書で、19年に維新公認で市議となった。
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週刊エコノミスト
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