東京市場 与党は新総裁で総選挙を=秋野充
有料記事
ストラテジストが読む 日本株反転、菅首相退陣が特効薬=秋野充成
米国株式市場が史上最高値圏を更新する中で、日本株の低迷が鮮明だ。その要因を挙げてみると、オリンピックが開催され、新型コロナ変異ウイルス「デルタ株」が蔓延(まんえん)していることがある。今後、東京で新規感染者数が1日当たり1万人に迫れば医療崩壊が現実化して、自衛隊の出動も予見される。テレビで自衛隊テントによる野戦病院の出現が放映されれば売り要因だ。
政治に対する責任追及も高まっている。地元横浜での市長選挙に推した候補が敗れた菅義偉首相の進退問題も取り沙汰されている。外国人投資家には政治の混乱は日本株を売りたくなる最大要因だ。
残り590文字(全文886文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める