経済・企業THE MARKET

「PERは割高」という人は米国株市場に付いていけない=堀古英司

NY市場 参考にならないPER=堀古英司

 米国株式全体(米主要大型株で構成されるS&P500指数ベース)の2022年予想ベース株価収益率(PER)は現在、21倍程度となっている。これは10%を超える超高金利時代を除く歴史的平均の20倍弱をやや上回っており、割高との声が多い。

 しかし、第一に現在は極めて金利が低い(短期はゼロ金利)時代であり、歴史的平均を少々上回ったからといって割高とはいえな…

残り301文字(全文501文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

4月30日・5月7日合併号

崖っぷち中国14 今年は3%成長も。コロナ失政と産業高度化に失敗した習近平■柯隆17 米中スマホ競争 アップル販売24%減 ファーウェイがシェア逆転■高口康太18 習近平体制 「経済司令塔」不在の危うさ 側近は忖度と忠誠合戦に終始■斎藤尚登20 国潮熱 コスメやスマホの国産品販売増 排外主義を強め「 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事