マンション市況 デベはどう見る? 野村不動産取締役 低金利で市況は堅調続く
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<INTERVIEW>
マンションデベロッパー(開発会社)大手に、市況や戦略を聞いた。
(聞き手=中園敦二・編集部)
中村治彦 野村不動産取締役専務執行役員
── 分譲マンションの売れ行きは?
■戸建てを含めこれまでの最高は2014年度の7000戸だったが、昨年度は3700戸で、通常ペース(4000~5000戸)だった。今年度は約4400戸の見通しだ。来年度以降は4000戸後半で、やみくもに増やすのではなく、5000戸ぐらいを継続的に供給したい。中古物件については、グループで不動産仲介を手掛けている野村不動産ソリューションズの成約件数が21年4~6月期で過去最多となった。全体の需要が維持されている中で、良質な中古物件が増え、中古市場も活発になっている。
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週刊エコノミスト
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