都立高の男女別定員 廃止の「逆効果」に懸念
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東京都立高の「男女別定員」が段階的に廃止されることになった。多くの学校で女子の方が合格最低点が高く、事実上「男子にげたを履かせる」制度になっているとの批判を受け、都教育委員会が重い腰を上げた格好だ。
都教委は今春の入試の不合格者のうち、「男女合同定員」であれば合格できていたはずの女子は691人に上ると試算した。ただし、男子も95人が「不当に」落とされていた事実も見逃せない。多くは難関進学校に集中している…
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週刊エコノミスト
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