首都圏人気路線の安全度第2弾~東急目黒線、横浜ブルーラインでリスクの低い駅は?
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一戸建てやマンションを購入したり、住み替えをしたりするとき、路線や駅から候補物件を探す場合が多い。首都圏人気路線駅別の「災害リスク」を探る第二弾。今回は東急目黒線、横浜市営地下鉄ブルーラインの2路線を見てみた。
【東急目黒線】洗足、不動前が狙い目
東急目黒線は、武蔵野台地の地下にある目黒駅を出発すると、目黒川の谷を越えて不動前駅から再び台地を通り抜け、西小山駅などで谷を越えつつ、多摩川駅に向けて多摩川沿いの低地に下る。多摩川を渡って川崎市に入り、元住吉駅を過ぎると再び台地を上り、日吉駅に到着する。
水害リスクは、不動前駅、武蔵小山駅、洗足駅、田園調布駅といった台地上の駅が浸水想定区域外で(表1)、同じく台地上にある日吉駅、大岡山駅などもリスクが低い。一方、多摩川などの低地や谷底にある新丸子駅、武蔵小杉駅、元住吉駅などは浸水想定区域内にあり、同じ路線でもはっきりと明暗が分かれる。
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週刊エコノミスト
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