コロナ有効性の治験が滞る治療薬候補イベルメクチン
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新型コロナウイルス治療の候補薬の臨床試験が進んでいるが、その一つ、寄生虫感染症治療薬「イベルメクチン」の試験は大幅に遅れている。イベルメクチンは新型コロナに対する有効性に関した既存のエビデンスレベル(客観的な有効性を示すデータ)が低く否定的な見解の医師が多い。国内での試験は、製造元の米メルク社が消極的だったため、北里大学のグループが開始。当初今年3月末の試験終了を見込んでいたが、2度…
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週刊エコノミスト
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