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長期金利 0.1%近傍が上限か=海老原慎司

 11月初旬に行われた各国中央銀行の金融政策会合では、各行とも早期の利上げ観測をけん制した。このため、金融政策の正常化期待は急速に後退したが、米国の10月の消費者物価指数が市場予想を大きく上回ったことや、早期の利上げに前向きな米連邦準備制度理事会(FRB)高官の発言を受け、米短中期債利回りは上昇基調に戻り、早期利上げを再度織り込んでいる。

 海外中銀が金融政策の正常化を模索する中で、市場が先走るように日銀の政策正常化を織り込めば、国内でも金利が上昇しやすいだろう。特に来年前半にかけて、1%近傍へのインフレ率の上昇が予想される中で、金利上昇を見込んだ取引が優勢となりやすい。

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