経済・企業THE MARKET

ドル・円 輸出停滞で円高弱まる=高島修

 新型コロナウイルス「オミクロン株」発生で、世界経済の先行きや政策見通しの不透明感が高まった。米連邦準備制度理事会(FRB)によるテーパリング(量的緩和策縮小)や利上げの前倒しを織り込み始めていた為替市場は、初期反応として米金利低下に伴ってドル安・円高が進行した。

 オミクロン株の影響が大きくなる場合、ようやく正常化の兆しが見え始めた世界的なサ…

残り258文字(全文430文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

10月3日号

金利ある世界18 長期金利の居場所の探り合い 10年国債が主役に復活する日■稲留克俊21 絶えざる資産インフレとデフレ■水野和夫22 ドル・円 米金利上昇で景気失速、金利低下 1ドル=130円の円高を目指す■吉田恒24 日本株 企業に生じた「インフレ利得」 「マイナス金利」が追い風に■黒瀬浩一27 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事