日銀総裁人事は2022年後半にも決まる いち早く人事を展望してみた
有料記事
日銀総裁人事本格化へ 雨宮、中曽両氏を軸に
日銀は2013年に就任した黒田東彦総裁が23年4月の任期満了まで残り1年余りとなった。22年後半にかけて、次期総裁人事の選定作業が水面下で活発化しそうだ。
日銀総裁経験者の多くは日銀か財務省(旧大蔵省)の出身者だ。市場からは黒田総裁の後任には、日銀出身者の登用に期待する声が強い。未曽有の大規模緩和からの出口戦略の策定には政策に精通していることが必須条件と見る。
筆頭格は雨宮正佳副総裁=写真=だ。企画畑を歩み、政策運営に定評がある。長短金利を操作する現在の金融政策の枠組み策定も主導した。
残り285文字(全文552文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める