経済・企業

トヨタのEVシフトで市場が注目する18社=和島英樹

 トヨタ自動車が2021年12月に30年のバッテリー式電気自動車(BEV)のグローバル販売台数を従来の200万台から350万台とする上方修正を発表した。株式市場ではEV関連株を見直す契機となっている。

 年間約1000万台を売るトヨタにとってはEV比重の調整ともとれるが、350万台は独ダイムラー、スズキ、仏PSAの各年間販売台数に匹敵する。従来電池で1兆5000億円としていた研究・開発投資も2兆円に増額。車両開発を合わせれば4兆円を見込んでいる。

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