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中国の10~12月期GDP、電力不足などで3四半期連続の減速か=三尾幸吉郎

今週のポイント 中国GDP(1月18日前後) 10~12月期成長率は3%前後に=三尾幸吉郎

 中国国家統計局は1月18日前後に、2021年10~12月期の国内総生産(GDP)を発表する。

 前回発表の7~9月期は前年同期比4.9%増で2四半期連続の減速となった。コロナ禍が再発したのに加えて、半導体不足や電力不足、中国恒大集団の経営不安などが重なった。そして10~12月期はさらに減速するとの見方が多く、3四半期連続で減速しそうだ。

 既に発表された景気指標を確認しておくと、GDP成長率との連動性が強い鉱工業生産は10月が前年同月比3.5%増、11月が同3.8%増と7~9月期平均(同4.9%増)を下回っている。未公表の12月は半導体不足と電力不足が解消に向かっているため改善しそうだが、コロナ禍と不動産不況が足かせとなるため小幅な改善にとどまるだろう。

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