ドル上値の重く=高島修
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ドル・円 ドルの上値重く=高島修
インフレ抑制にかじを切った米バイデン政権に呼応するかのごとく、パウエル議長率いる米連邦準備制度理事会(FRB)は資産買い入れ減額を進めるタカ派スタンスを強めている。今やFRBは3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で資産買い入れを終了させるとともに、利上げに踏み切るとの見方が市場で優勢だ。
米金利は年初から急上昇しているが、興味深いことにこの金利上昇に為替相場はドル高で反応していない。金利上昇を嫌気した米株は調整色を強め、本来ならリスク回避的に全般的なドル高が生じてもおかしくないが、今までのところそれも不発に終わっている。
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週刊エコノミスト
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