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「まん延防止」適用地域拡大、経済損失は2兆2560億円に上る見通し=木内登英
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まん延防止等重点措置 経済規模で全体の9割 2兆円超の経済損失も=木内登英
政府は1月25日、「まん延防止等重点措置」の対象地域を拡大することを決定した。
今回、新たに加わる地域が18道府県(北海道、青森、福島、山形、茨城、栃木、静岡、長野、石川、島根、大阪、京都、兵庫、岡山、鹿児島、福岡、大分、佐賀)に及び、既存分と合わせて適用地域は合計で34都道府県となれば、日本経済への影響は大きい。
18道府県の経済規模(県民所得)は、日本全体の35・3%程度であり、既に適用されている地域と合計すると、経済規模で90%の地域への適用となる。
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週刊エコノミスト
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