経済・企業

TOPIX除外対象になる低い流通株式時価総額銘柄に注意=本吉亮

TOPIX 流通時価総額「100億円」未満の銘柄はウエート低下=本吉亮

 今回の東証再編で投資家、特に個人投資家が注視する必要があるのは、株価指数にどのような影響が及ぶかだ。現行のTOPIXは、東証1部上場銘柄の全てを対象に算出されており、流動性や時価総額の低い銘柄にも株価指数に連動した運用を目指すファンドからのパッシブ買い(消極的買い)が入ることが問題視されていた。

 今回の再編に伴い、東証1部上場の銘柄は再編後もTOPIXに継続採用され、プライム市場を選択した銘柄のみならず、スタンダード市場を選択した銘柄もいったんはTOPIX構成銘柄となる。だが、今年10月以降は、流通株式時価総額100億円未満の銘柄は、市場区分にかかわらずTOPIXから段階的にウエートが引き下げられ、最終的には除外されることになる。

 ただし、救済措置もあり、2023年10月の再評価で流通株式時価総額100億円を上回り、ウエート低減銘柄の対象外になれば、TOPIXでのウエートが段階的に回復される。それだけに、プライム上場銘柄にとっては、上場維持基準でもある流通株式時価総額100億円を上回ることが極めて重要になる。

浮動株…

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週刊エコノミスト

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