経済・企業THE MARKET

ドル高・円安基調続く=深谷幸司

ドル・円 ドル高・円安基調続く=深谷幸司

 米連邦準備制度理事会(FRB)は金融正常化をペースアップしつつある。初回利上げはほぼ3月が濃厚。バランスシート縮小は年央ないし早ければ4月にも開始されそうだ。

 さらなる利上げ加速の可能性を織り込んで、2年債利回りは1%を超えて上昇。着実にドルを押し上げている。

 米国株の調整が深まっている。ドル金利上昇はさまざまなドル建て資産価格の見直しを生じる。中でも米国株への影響が最も大きい。長引く超金融緩和が株価収益率(PER)の上昇=株式益回りの低下を許容し、株価を押し上げてきた。

残り181文字(全文440文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

4月30日・5月7日合併号

崖っぷち中国14 今年は3%成長も。コロナ失政と産業高度化に失敗した習近平■柯隆17 米中スマホ競争 アップル販売24%減 ファーウェイがシェア逆転■高口康太18 習近平体制 「経済司令塔」不在の危うさ 側近は忖度と忠誠合戦に終始■斎藤尚登20 国潮熱 コスメやスマホの国産品販売増 排外主義を強め「 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事