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オミクロン株でNYブロードウエー観客動員鈍化=伊熊啓輔
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ニューヨーク 九つのショーの終了が決定=伊熊啓輔
昨夏に営業が再開され、順調に業績を回復しつつあったブロードウェーだが、オミクロン株の急拡大によって後退を強いられることになった。昨年12月のクリスマス週には数多くの劇場関係者がコロナウイルス検査で陽性となり、「ライオン・キング」「ハミルトン」「アラジン」などの人気作品をはじめ半数以上のブロードウェー・ミュージカルで、複数の公演がキャンセルを余儀なくされた。
コロナ禍前の2020年1月最初の週はブロードウェー全体で94%の客席が埋まったが、今年の同時期は62%にとどまった。例年1月から2月にかけては観客動員数が伸び悩む傾向にあり、前売りチケットの売り上げなどを考慮してショーの存続について決断をする時期だが、今年はすでに九つのショーの終了が決定している。
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週刊エコノミスト
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