第55回 日銀短観/自動車販売台数=ゼノデータ・ラボ
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日銀短観 先行き8ポイントの悪化
AI「ゼノインデックス」が予測する日銀短観(日本銀行が1年に4回、その前月分を発表)の3月公表の大企業製造業のDI(先行き)は大幅に悪化し、5となる。
2021年12月の前回公表値のDI(先行き)は、前月より1ポイントマイナスの13だった。
12月のDI(最近)は18となっており、すでに不透明感が表れていた。特に、木材・木製品、石油・石炭製品、金属製品が最近と先行きとの変化幅が大きい。
AIの分析では、部品不足の供給制限が残っており、設備投資を抑制していること、12月には落ち着いていた新型コロナウイルスの感染が急拡大していること、まん延防止等重点措置の各地での延長検討による工場の稼働停止の懸念などをマイナス要因とした。
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週刊エコノミスト
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