受験生に寄り添い支持上昇 “うまみ”知った岸田政権
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今年の大学入学共通テストは波乱含みだった。オミクロン株の感染拡大に加え、受験生の刺傷事件、南太平洋の火山噴火による津波も直撃。際立ったのは、岸田文雄政権による受験生への「過剰」ともいえる配慮だった。
事の始まりは昨年末。文部科学省は当初、感染者の濃厚接触者となった場合は大学受験を認めないとの方針を示したが、SNSでの「炎上」によってわずか3日で撤回。無症状であれば別室受験を認め共通テストを受けられなかった受験生の…
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週刊エコノミスト
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