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ロシア原油の輸出途絶えれば影響大。90㌦台の乱高下続く=柴田明夫

原油 90ドル台で乱高下=柴田明夫

 米ニューヨークWTI原油価格は、2月14日に一時1バレル=94・9ドルを付けた。2019年9月以来、7年5カ月ぶりの高値水準だ。ただし、2月15日には、ウクライナ国境に集結しているロシア軍の一部が撤収との報道を受けて、92ドル前後まで反落している。しかし、ウクライナ外相はロシア軍撤収の報道に懐疑的だという。

 ロシアがウクライナに侵攻すれば、経済制裁によって、ロシア産原油の輸出が停滞し、世界的な需給逼迫(ひっぱく)の可能性がある。英BPの統計によれば、ロシアの産油量は日量約1100万バレルで、輸出量はこのうち70~80%程度。過半が欧州向けだ。

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