新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

週刊エコノミスト Online 編集後記

金山隆一/大堀達也

編集部から

 洋上風力発電に対する経済界の熱量がすさまじい。国は2030年をめどに原発約6基分に相当する5・7ギガワットを整備する計画を決定。菅前首相が「自動車のEV化で失われる雇用の受け皿」と期待していた国策だ。

 参入に意欲を示すのは脱炭素の直撃を受ける鉄鋼、造船、重電、ゼネコン、石油・ガス、電力、商社である。部品点数は1万点を超え、地域経済への波及効果も大きいが、現在はほぼ海外製だ。

 英国は北海油田の枯渇に伴う雇用喪失の受け皿として15年かけてサプライチェーンを構築し、外資の工場も誘致してきた。

残り1202文字(全文1453文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事