東京市場 ストラテジストが読む 株価、3月FOMCの軟化に期待=秋野充成
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ロシアがウクライナに軍事侵攻した。マーケットの懸念は、G7(主要7カ国)による対ロシアの経済・金融制裁を実行した場合の反動だ。欧州連合(EU)と米英各国は2月26日、ロシアをSWIFT(国際銀行間通信協会)から排除すると決定。制裁が長期化の場合、ロシア経済には甚大な影響が出る。
ロシアからの原油や天然ガスなどの輸入代金の決済ができなくなるため、エネルギー供給が停止してしまう。エネルギーにおけるロシア依存度が高い欧州を中心に、インフレ圧力が一段と加速する。
これに伴い、米連邦準備制度理事会(FRB)と欧州中央銀行(ECB)は政策金利の引き上げを早めるほかはない。しかし、マーケットの懸念は杞憂(きゆう)に終わるだろう。
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週刊エコノミスト
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