週刊エコノミスト Online編集後記

白鳥達哉/浜條元保

編集部から

 新年早々、新型コロナウイルスに感染してしまった。ひどいせきが出たあとに発熱し、翌日PCR検査を受けたところ、陽性と判断された。

 すぐに自宅療養に入ったのだが、問題は食料だ。ある程度は常備していたが、10日もの療養期間中に底をついてしまう。どうしようか悩みながら保健所に経過報告をしていたとき、東京都が無償で食料の配布を行っているということだったので申し込んでみた。

 後日、水やレトルト食品、菓子類などが入った段ボール箱が三つ届いたのだが、受け取ったのは療養期間7日目。すでに備蓄はつき、アマゾンで食料品や水を購入したあとのことだった。感染者数が多い時期だったこともあるかもしれない。しかし、行政の対応にも限界を感じる。このようなときだからこそ、自衛が大事だと思い知らされる出来事だった。

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